【レシピあり】程よい酸味の梅干しが食べたい!五代庵のしそ漬け梅干しがおすすめ お中元にも

真っ赤な見た目と酸っぱい匂いが食欲をそそる「しそ漬け梅干し」は、口に入れると程よい酸味が広がる人気の梅干しです。
特に食欲が低下しやすい暑い夏の時期は、梅干しのような酸味が食欲増加に一役買ってくれます。
五代庵のしそ漬け梅干しは、ギフトタイプの商品もありこれからの時期はお中元にもぴったりです。
今回は、そんなしそ漬け梅干しについて詳しくご紹介します。

梅干し

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目次

    梅干しの「しそ」の役割とは

    梅干しにいれる「しそ」の役割とは?

    梅干しには様々な作り方があります。
    しそ漬け梅干しはその名の通り、製造工程で「赤紫蘇」を使い作り上げるのですが、なぜ赤紫蘇が必要なのかご存じでしょうか?

    梅干しを赤く仕上げるため

    一つ目の理由は着色です。
    赤紫蘇を使って梅干しを作ることで、目に鮮やかな赤い梅干しが出来上がります。
    赤紫蘇が無くても茶色みを帯びた赤色に仕上がりますが、食欲が湧くような鮮やかな赤に仕上げるには赤紫蘇の力が必要なのです。

    赤紫蘇の色素に含まれるアントシアニンという物質は、梅の酸と混ざりあうことで化学反応を起こします。
    この化学反応によって、梅を漬けておく液体を赤く染め上げるという訳です。

    保存性を高めるため

    二つ目の理由は保存性を良くするためです。
    赤紫蘇に含まれるぺリルアルデヒドという物質には、菌の繁殖を抑えて腐りにくくする性質があると言われています。
    梅干しの製造工程で紫蘇を使うことで、抗菌作用を高め、保存性に優れた梅干しを作ることができます。
    大葉と呼ばれる緑の紫蘇や赤紫蘇のふりかけが市販のお弁当によく使われていますが、これも紫蘇が持つ抗菌作用を活用するためなのです。

    このように紫蘇を使うことで、見た目を美しくし、保存に優れた梅干しを作ることができます。
    ちなみに赤紫蘇は収穫時期が6月から7月と限定的で、店頭に並ぶのもその時期が中心。
    この時期は梅干し作りや梅酒、梅ジュースづくりといった「梅仕事」の最盛期になるため、生の梅と一緒に店頭に並んでいることが多いです。
    是非一度探してみてください。

    しそ梅干しを作ってみよう!

    しそ梅干しを作ってみよう!

    6月から7月にかけて、店頭では梅仕事用の梅が多く販売されています。
    市販の梅を使って、自宅でしそ梅干し作りにチャレンジしてみませんか?
    ここからは自家製しそ梅干しの基本レシピをご紹介します。

    しそ梅干しに必要なものは?

    しそ梅干し作りに必要な材料や道具は以下の通りです。
    それぞれの分量に注意して用意してください。

    材料

    6月から7月のシーズンを迎えると、生の梅や赤紫蘇が店頭に並び始めます。
    特に赤紫蘇は販売期間が短いので、手作りしたい場合は売り場をよくチェックしてタイミングを見計らってください。
     

    • 梅…2kg
    • 粗塩(梅用/紫蘇用)…360g/100g ※1
    • 赤紫蘇…600g ※2
    • アルコール(消毒用)…適宜 ※3

     
    ※1…梅の重量に対し18%の量、赤紫蘇の重量に対し17%の量になるように用意する
    ※2…梅の重量に対し20%の量になるように用意する
    ※3…ホワイトリカーがおすすめ。普通の焼酎でも可能

    必要な道具

    不足している道具はホームセンターに行くと購入可能です。
    梅仕事のシーズンのみスーパーで取り扱っていることもあるので、売り場をチェックしてみましょう。
     

    • 漬物用容器(ホーロー、陶器、ガラスなど。金属はNG)
    • 重石(2~4kg程度)
    • 落し蓋
    • ボウル(梅・紫蘇洗浄用)
    • ざる(水切り・干し作業用)
    • 布巾やキッチンペーパー(水気取り用)
    • 竹串や爪楊枝(梅のヘタ取り用)
    • 新聞紙やラップ(漬物容器の密閉用)
    • ひも(漬物容器の密閉用)
    • 保存用容器(梅干し保存用。瓶がおすすめ)

     

    しそ梅干しの作り方

    ここからはしそ梅干しの基本の作り方をご紹介します。
    食品ですので、衛生面に気をつけて作業しましょう。
    特に、工程に記載された注意事項はしっかり守って、美味しいしそ梅干しに仕上げてください。

    1. 梅の下処理をする

    生の梅をボウルなどに入れ、水でよく洗います。
    その際に表面が傷んでいないかをチェックしてください。
    購入した梅がまだ青ければ、洗浄後水に半日くらい漬けて灰汁を取ります。
    黄色く熟した梅は灰汁取り不要です。

    洗い終わった梅は水をきって、布巾などでしっかりと水気をふき取り、竹串などを使ってヘタを取り除いてください。
    ヘタを取り除いた部分にも水が貯まりやすいので、こちらもふき取りを忘れないようにしましょう。

    ヘタ取り中にもし表面に傷をつけてしまったら、その梅は梅干し作りには使わないでください。
    傷んだ梅を使うと、カビや梅液が濁る原因になります。
    よく注意して作業してください。

    2. 道具を洗浄する

    漬け作業に必要な漬物用容器、重石、そして落し蓋を洗浄していきます。
    洗浄方法は2通りで、アルコール洗浄と熱湯洗浄のどちらかを選びましょう。

    アルコール洗浄は、道具を綺麗に洗って乾燥させた後、アルコールを含ませた布巾などで丁寧に拭いていきます。
    その後しっかりと乾燥させてください。

    熱湯洗浄は、85度以上の熱湯で洗浄する方法です。
    85度以上の熱湯を注いだりかけたりして洗います。
    こちらもアルコール同様、洗浄後はしっかりと乾燥させてください。

    3. 梅を塩漬けする

    洗浄が済んだ漬物用容器に、梅干し用の粗塩を薄く振り入れます。
    その上に梅をしき、さらに粗塩、梅と層を作ってください。
    最後の層が塩になるように調整して全て入れたら、落し蓋と重石を乗せて新聞紙などで密閉します。
    抑えるようにひもで縛ったら、約1週間置いてください。
    梅が塩漬けされたことで「白梅酢」と呼ばれる水分が出てくるので、その水分で梅全体が隠れるようになっていたら重石を半分にします。
    白梅酢が必要以上に出ていたら、余分な量は取り除いておきましょう。

    4. 赤紫蘇の準備をする

    ざるなどに赤紫蘇を入れてたっぷりの水で洗浄し、しっかりと水気をふき取ります。
    この際、梅同様に傷んだものは取り除いてください。
    水気をふき取れたら、紫蘇用の粗塩半量を振ってもみ、灰汁を出します。
    しっかりと握って灰汁を絞り出したら、いったん紫蘇をほぐして、残りの粗塩で同じ作業を行ってください。

    5. 梅干しに着色する

    灰汁を出した紫蘇と白梅酢200mlを合わせ、赤く染めだします。
    染めだした酢を「赤梅酢」と呼びますが、塩漬けした梅に紫蘇とともに加えましょう。
    漬物用容器を再び密閉したら冷暗所で1ヶ月程保存します。

    6. 梅を干す

    赤く浸かった梅を天気の良い日にざるに広げ、天日干しします。
    日中は2、3回返しながら干し、夜は梅酢に戻してください。
    この作業を3日間繰り返したら、保存用容器に入れて完成です。
    すぐに食べてもOKですが、1週間程寝かせることで味が落ち着きます。

    一緒に漬けていた紫蘇は、梅と一緒に干しておくとごはんのおかずにもなります。
    肉や野菜と合わせるなど、料理に使っても美味しいので、是非召し上がってみてください。

    五代庵の「しそ漬け梅干し」とは

    甘過ぎず、程よい塩加減も魅力な五代庵の「しそ漬け梅干し」とは

    しそ漬け梅干しはご自宅で手作りできますが、限られた時期にしか材料を購入できないのが難点です。
    五代庵では、季節を問わず美味しいしそ漬け梅干しを販売しています。
    梅干しの酸味を味わっていただけるよう、塩分は控えめ。
    家庭で扱いやすいポリ角容器や、お中元などのギフトに使いやすい化粧箱入りの物まで、様々な容器や内容量を取り揃えております。
    程よい酸味と爽やかな紫蘇の香り漂う、風味豊かな五代庵のしそ漬け梅干しを、是非お召し上がりください。

    しそ漬け梅干し 250gポリ角
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    ¥1,620(税込)

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    五代庵の梅干しを毎日食卓へ

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    梅干し専門店五代庵では定番のしそ漬け梅干しの他にも、昔ながらの白干し梅干しや、優しい甘さが人気のはちみつ梅うす塩味など、ごはんのお供にもなるバラエティ豊かな梅干しを取り揃えております。
    また、梅干しの他にもギフトにぴったりな詰め合わせセットや、梅を使ったお菓子やお惣菜など、専門店だからこそできる梅干しに関する商品もご用意しております。
    毎日の食卓に彩りをもたらす五代庵の梅干しを、是非一度ご覧ください。

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