梅干しの種類と選び方!実は豊富な梅干しの種類から人気ランキング5選を紹介!

梅干しは実は種類豊富って、ご存じでしたか?
例えば、スーパーで売られているいわゆる“赤い梅干し”。
あちらは、近年人気のある「調味梅干し」という種類で、「赤じそ漬け」と呼ばれるものがほとんどです。

なかなか調べる機会はないけれど、知っておきたい梅干しの種類。
種類の他にも、産地や梅についてなどを知ることで、いつもの梅干しがより美味しく感じられたり、ギフトを渡す際のトークも盛り上がったりと、お楽しみいただけます。

今回は、そんな梅干しの中から代表的なものをランキングで6選ご紹介します。
毎日の健康のためや疲労回復としても注目され、ギフトとしても人気の梅干し。
一覧からぜひお気に入りを見つけてください。

梅干し

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目次

    「梅干し」と「調味梅干し」。何が違うの?

    「梅干し」と「調味梅干し」。何が違うの?

    日本の法律が定める規格では、製造方法により「梅干し」と「調味梅干し」に分かれています。

    「梅干し」は昔ながらの製法で作られたもので、原材料は梅と塩だけ。
    梅を塩で漬け込んで天日干ししたもので、「白干し」とも呼ばれます。一般的に塩分濃度は20%前後。
    いわゆるすっぱい梅干しで、昔ながらの強い塩気と酸味は根強い人気を得ています。

    一方で、「調味梅干し」は、白干しの梅を塩抜きし、シソや昆布などと一緒に漬けこんで味付けした梅干しです。
    減塩ニーズの高まりや、食べやすさから幅広い年代で人気です。

    カリカリ食感が人気の「梅漬け」

    梅だけを塩漬けにして、干さないものを、梅漬けと呼びます。
    梅干しは天日干しすることで独特の柔らかな食感がでますが、梅漬けは硬いままです。
    しかしそのカリカリした食感で多くの愛好者を得ています。

    産地や種類にもこだわりたい!
    梅の聖地「紀州和歌山県産」&有名ブランド「紀州南高梅」とは

    産地や種類にもこだわりたい!梅の聖地「紀州和歌山県産」&有名ブランド「紀州南高梅」とは

    シンプルな梅干しだからこそ、使用されている梅の産地や種類にもこだわりたいものです。
    梅の一大生産地として有名なのが、紀州とも呼ばれる和歌山県。
    出荷量は全国第1位で、全国シェアは6割を超えます。
    梅の栽培面積も国内第1位で約5,600ヘクタール。
    なんと和歌山県全体の約1パーセントを占める広さで、和歌山の1/100は、梅の農園ということになります。
    梅のトップブランドとして有名な「南高梅」も和歌山県みなべ町で誕生しました。
    紀伊山地の豊かな自然環境、太平洋に面し、黒潮の影響により年間でも変動が少ない温暖な気候と、雨量の多さや日照時間の長さが梅の栽培に適しているのだそう。
    そんな和歌山の農園で栽培される梅のほとんどが、梅の最高級品種として有名な「紀州南高梅」となります。
    紀州南高梅が誕生したみなべ町は、市町村単位での梅の生産量ランキングで第1位。
    そして隣接する田辺市が同ランキング第2位と、まさに日本日の梅の里、梅の聖地ともいえるのが、紀州和歌山県なのです。
    「一目百万、香り十里」とも称される南部梅林は、梅の開花時期を迎えると白や紅の美しい花が一面に咲き誇ります。
    寒さに耐えて春の知らせと共に美しい花を咲かせる梅は、万葉集でも多く謳われるなど、日本人に古くから親しまれてきた梅の花。
    和歌山県の南部梅林は絶景で、今でも観光スポットとして有名です。

    紀州南高梅とは

    梅干しと言えば、「紀州南高梅」と言われるほどの、最高品質を誇るトップブランドです。
    特徴は粒が大きくて果肉が柔らかく、皮が薄く、種が小さいこと。
    その優れた品質が評価されています。
    南高梅は主に発祥の地である和歌県みなべ町と、隣接する田辺市で研究、栽培されてきました。
    2015年には梅の栽培を中心とした農業の循環システムが、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」として国際連合食料農業機関に認定されるなど、世界的にも注目されています。
    また、梅干し用として使用される完熟の南高梅は、自然に落ちてくる実を気づ漬けないように、木の下にネットを張り収穫します。
    長い年月をかけて大切に研究され、現在も人の手で丁寧に栽培・収穫された高品質な南高梅だからこそ、おいしい梅干しができるのです。

    五代庵人気ランキングを5位までご紹介!

    梅について詳しくなってくると、おいしい梅干しが食べたくなってきますね。
    ただ酸っぱいだけではなく、様々な味付けを楽しめるのも梅干しの魅力です。
    小粒や大粒、梅肉がしっかりしているものから、つぶれ梅と呼ばれる梅干しもあります。
    蜂蜜梅やかつお梅など、スーパーでもいろいろな商品が並んでいます。
    今回は老舗梅干し専門店の五代庵から、人気ランキングをご紹介します。
    贈答用の包装なども可能で、自宅用の大きいパックやお試しセットなども豊富です。

    お店のホームページはこちら。

    五代庵公式サイト

    第1位 「白干梅干し」昔ながらの塩気と酸味が魅力

    白干梅干し

    梅を塩だけで漬け込んで干した、伝統的な梅干しです。
    塩分濃度は20%前後と高めで、昔ながらのしっかりした塩気と酸味を堪能できます。
    シンプルな製法だけに、梅の品種も味わいに直結する梅干しです。
    化粧箱に入った贈答用の高級商品もあるので、目上の方や、あらたまった場面でのギフトとしてもおすすめです。
    また、強い酸味のある白干しはクエン酸も豊富。
    クエン酸は食毒作用や疲労回復、健康維持の効果も注目されており、「梅はその日の難逃れ」ということわざもあるほど。
    1日一粒を目安に朝食に取り入れるのがおすすめです。

    「白干梅干し」の商品詳細 五代庵のおすすめはこちら。

    白干梅干し

    第2位 「しそ漬梅干し」爽やかなシソの風味と梅干しの塩味・酸味がマッチ

    しそ漬梅干し

    赤しそに漬け込むことで生まれる、梅干しらしい赤い色と、しその爽やかな香りが特徴の梅干しです。
    塩分濃度は13%前後で、適度な塩味と酸味がしその香りとマッチして、おにぎりの具材やごはんのお供にも、疲れた時のリフレッシュにもおすすめ。
    特徴である赤い色は縁起物としてお祝いのギフトにも喜ばれます。

    「しそ漬梅干し」の商品詳細 五代庵のおすすめはこちら。

    しそ漬梅干し

    第3位 「こんぶ梅干し」昆布の旨みがたっぷりの味わい

    こんぶ梅干し

    “おうち時間”を活用した自宅レシピでも人気の「こんぶ梅干し」。
    塩抜きした梅干しに昆布やみりんで味を加えます。
    こんぶの風味と梅干しの塩味がバランスよく感じられる上品な梅干しです。
    梅干しの中でも旨味成分が豊富なので、そのまま食べるのはもちろん、お茶漬けにもおすすめです。

    「こんぶ梅干し」の商品詳細 五代庵のおすすめはこちら。

    こんぶ梅干し

    第4位 「かつお梅」豊かな旨味がごはんとベストマッチ

    かつお梅

    塩抜きした梅干しに鰹節やみりん、はちみつなどで味付けした「かつお梅」。
    和食では基本となるかつおだしの豊かな旨味と香ばしい風味が加わります。
    鰹節の旨味成分であるイノシン酸は、サバやイワシを梅煮でも観られるように、梅干しとの相性ばっちり。
    深い味わいはごはんのお供におすすめです。

    「かつお梅」の商品詳細 五代庵のおすすめはこちら。

    かつお梅

    第5位 「はちみつ梅 うす塩味」優しい甘さが女性やお子さまにも人気

    はちみつ梅 うす塩味

    やさしい甘さと程よい塩味、まろやかな旨みが特徴のはちみつ梅。
    塩分濃度は梅干しの中でもトップクラスに低く約6~8%です。
    お子さまを含めた幅広い年代に喜ばれるので、贈り先を選ばないギフトとしても人気です。
    疲れた時のリフレッシュにもおすすめですよ。

    「はちみつ梅 うす塩味」の商品詳細 五代庵のおすすめはこちら。

    はちみつ梅 うす塩味

    好みに合わせたお気に入りの梅干しを見つけましょう。

    好みに合わせたお気に入りの梅干しを見つけましょう。

    実は豊富な梅干しの種類6選、いかがだったでしょうか。
    毎日の食卓にもギフトにも人気の梅干し。
    何気なくいつも同じものを購入していると気づきませんが、実はたくさんの種類があるのです。
    ご自宅用であれば、塩味・酸味の強さや味わいなど、皆さまのお好みに合わせて、ギフトであれば贈る相手や場面によって、最適なものをお選びいただけます。
    ぜひお気に入りを探してみてください。

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