お歳暮のお礼メールの書き方について ビジネスマナーや例文を紹介!
お歳暮は、親戚やビジネス関係者など、この一年間の間にお世話になった方へ贈る感謝の証です。しかしいざお歳暮を受け取ったらどのようにお礼を返せばいいでしょうか。時代の流れによって返礼の文化も変わりつつあります。
今回の記事では、お歳暮の礼儀や現代のマナー、さらには身内やビジネス関係でのお礼の表現方法、メールでのお礼について解説していきます。
目次
お歳暮のお礼について

お歳暮をもらった時、どのようにお礼を返せばいいでしょうか。お歳暮の概要や感謝の伝え方について説明します。
お歳暮の礼儀と現代のマナー
お歳暮は、長い歴史をもつ伝統的な習慣の一つといえます。昔からの礼儀としては、直接顔を合わせて感謝の意を示すか、お礼状を返送することが一般的でした。しかし現代では、遠方に住む親戚やビジネスの関係者に対しても、メールやSMS等を使って感謝の意を伝えることが増えてきました。
身内や友人への感謝の伝え方
身内や友人、親戚へのお礼については、メールやSMS等を使ってカジュアルに伝えても問題ありません。自然な言葉遣いで、お歳暮に対して気軽に感謝の気持ちを伝えることができます。これを機会に、日ごろ伝えられない「ありがとう」の気持ちを、この機会に伝えてみてはいかがでしょうか。
ビジネス関係での注意点
ビジネスの場面では礼節・マナーがより重要視されます。そのため、上司や取引先といった目上の人に対しては、正式なお礼状を返送するのが推奨されます。しかし、お歳暮が到着したことを迅速に伝えたい時や、年末に近い時期に届いたお歳暮のお礼として、メールでの感謝も考慮されることがあります。
日常的に親しくしているビジネス関係者には、マナーを守りながら、メールでのお礼も適切かもしれません。
お礼メールの時の文章

メールでのお礼の表現方法にはポイントがあります。適切な言葉を選ぶことで、感謝の気持ちをしっかり伝えることができます。
メールの構成とポイント
お礼のメールでは、宛名を文頭に記載します。その後は挨拶や感謝の趣旨を明確にし、中盤で具体的な内容や頂いたお歳暮の感想を伝えるのが良いでしょう。締めくくりとして、再度感謝の気持ちを伝える流れが一般的です。相手との関係性に応じて文章を調整し、良好な関係を継続できるようなお礼メールを心がけましょう。
メールとお礼状の違い
メールは迅速に感謝を伝える手段ですが、お礼状はより公式な場面や格式を重視する場面での利用が適しています。それぞれの特徴を理解し、シチュエーションに応じて選びましょう。また、メールでは「拝啓」や「敬具」のような言葉はあまり使用されませんが、状況に応じて使うことで、丁寧さを強調することもできます。
メールの感謝の表現方法
メールは格式等に縛られずカジュアルに文章を伝えられる分、「ありがとうございます」や「感謝いたします」から「心より御礼申し上げます」など、感謝の気持ちを伝える文言は多岐にわたります。相手の好意や立場に応じて言葉遣いを選ぶ必要はありますが、せっかくのメールなのであえて堅苦しくない、ストレートな感謝を伝えてみてもよいでしょう。
メールにおける御礼の例文を紹介
この項では、ビジネスとカジュアルに分けて例文を紹介します。お礼のメールは送る相手や関係性によって内容やトーンを使い分ける必要があります。頂いたお歳暮の感想を盛り込むことで、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。
知り合い・友人向けのお礼メール例
件名:お歳暮ありがとうございました!
こんにちは、〇〇です。
先日は素敵なお歳暮をありがとうございました。
【頂いたお歳暮】は家族全員で頂戴いたしましたが、皆とても喜んでおります。
まだまだ寒い季節が続きますが、お体に気を付けて、良い年末をお過ごしください。
今年一年間、お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
ビジネスや目上の方向けのお礼メール例
件名:御歳暮の御礼について
〇〇株式会社
〇〇 様
謹啓
師走の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたびは御心のこもったお歳暮をご恵贈賜り、心より感謝申し上げます。
年末、ご多忙の折ではございますが、皆様ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご厚情の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、メールにて御礼申し上げます。
謹白
お礼メールのマナー再確認
メールでのお礼には、相手の立場や関係性を尊重し、適切な言葉遣いや内容の選択が大切です。特にビジネスシーンや目上の方には、可能であればお礼状を送ることが望ましいです。メールでの感謝表現も、カジュアルな表現や不適切な内容を避け、丁寧さを心がけると良いでしょう。
お礼品のお返しについて

お歳暮は、一年間の感謝の気持ちを込めて贈るものです。お礼の返信はもちろんのこと、「お返し」として何かを贈ることも一般的です。この項では、お歳暮のお返しに関する習慣とその意味について詳しく説明します。
お歳暮へのお返しの意味
お歳暮は一年の感謝を込めて相手に贈る習慣があります。お歳暮のお返しも、その延長線で考えることができます。すなわちお歳暮のお返しは、受け取った感謝の気持ちに対する感謝を示すためのものとなります。感謝の気持ちを二重三重と伝えることで、より良好な関係を維持する事ができます。
お返しのマナーと現代の習慣
かつて、お歳暮のお返しは一般的ではありませんでした。しかし現代では、手紙やメール、あるいは品物による返礼が増えています。人間関係が希薄になりつつある現代社会、感謝の気持ちを直接的に示すことこそ大切なのではないでしょうか。
感謝の気持ちを伝えるお返しとは?
お歳暮のお返しとして贈るものは高額なものである必要はありません。頂いたものの半額から同額程度の金額のものを選びましょう。お返しの際は、スイーツやお菓子だけでなく、会社や学校で使える文房具など、相手の好みにあわせて日常で使えるものをセレクトすると喜ばれることでしょう。
お返しは五代庵の返礼ギフトがおすすめ!

五代庵では、お歳暮ギフト向けに和歌山県産「紀州南高梅」を使った商品を販売しています。ここからは、五代庵のお歳暮ギフトにおすすめな商品を紹介します。
五代庵おすすめ返礼ギフト「紀州五代梅の心」

和歌山の名産品である「梅」ですが、なかでも「紀州五代梅の心」を筆頭とする紀州南高梅は、芳香に富み皮が柔らかく、果肉が厚いのが特徴です。
本みりんや蜂蜜などを加えてじっくり漬け込み熟成させられた特別な梅干しです。なかでも今回紹介する「紀州五代梅の心」は、大粒の紀州五代梅一つ一つを個包装して木箱に詰め合わせており、お歳暮の返礼にうってつけのギフトです。
五代庵おすすめ返礼ギフト「梅三華」

梅三華は、五代庵の定番梅干しである「紀州五代梅」「しそ漬」「こんぶ梅」の3種類が詰め合わされている贅沢ギフトです。いずれの梅も紀州南高梅のA級品のみを使用しており、色鮮やかな3種類の梅干しの細やかな味の違いを堪能できる、返礼以外にもお祝いにもおすすめの絶品ギフトです。
五代庵では、ここで紹介した商品以外にも、紀州南高梅を使った商品をたくさん取り揃えています。詳しくは以下のリンクより、公式商品一覧ページをご覧ください。