【2023年冬】お歳暮はいつまでに贈る?ギフトを贈る時期や選び方を紹介
日頃お世話になっている感謝の気持ちや「来年もよろしくお願いいたします」という願いを込めて贈るお歳暮。お歳暮は年末に贈るものですが、あまり遅くなると年の暮れの忙しい時期にさしかかり相手の迷惑になってしまいます。お歳暮を贈るのにふさわしい時期は年末のいつまでなのでしょうか?
当記事ではお歳暮を贈るのにふさわしい時期やギフトの選び方について解説します。
目次
お歳暮はいつまでに贈ればいい?贈る相手や贈りそびれた場合の対処法
ここではお歳暮を贈る時期や贈る相手、タイミングを逃した場合の対処法を解説します。
お歳暮はいつまでに贈るのが正解?
お歳暮は日本全国どの地方でも12月20日頃までに贈ることが一般的です。できるだけ年の瀬で忙しくなる前に届くようにしましょう。近年は11月の下旬など、早い時期にお歳暮の準備を始める傾向にあります。
お歳暮は誰に贈るもの?
個人が贈るお歳暮は、会社の上司、仲人、両親に贈ることが一般的です。現代ではお歳暮を贈る人が減少傾向にあり「毎年欠かさず贈っている」という人の割合は、全体で22.4%となっています。(2022年のデータ)内訳は60代が45.6%と一番多く、20代では3.4%と少なめです。
企業によっては社員の間でお歳暮など個人的な贈答を禁止している会社もあります。お歳暮を贈る際は事前に確認しておきましょう。
お歳暮を贈りそびれた場合や忌中の場合の対処法
お歳暮の手配が遅れた場合は年明けに「御年賀」の表書きで届ける方法もあります。その場合はお正月を過ぎて松の内に贈るのが好ましいでしょう。
松の内の期間は地域によって違いがあります。一般には関東は1月7日まで、関西は1月15日までとなっています。お歳暮を御年賀として贈る場合は、先に手紙や電話で伝えておきましょう。
また、お歳暮は喪中に贈っても問題ありません。ただ贈る方と贈られる方のどちらかが忌中(四十九日以内)の場合はその期間を避け、忌明けを待ってから寒中御見舞や寒中御伺の表書きで贈ります。その場合は松の内以降、立春(2月4日頃)までの時期に白無地ののし(奉書紙)を使うのが一般的です。
お歳暮に喜ばれる品物とは?人気のギフト3選
感謝の気持ちを込めたお歳暮には、相手に喜ばれる品を選ぶことが大切です。ここではお歳暮に人気のあるギフトをご紹介します。
食料品や調味料
食品など消費する「消えもの」は、相手の負担になりにくいためお歳暮やお中元の定番ギフトです。食品を選ぶ際は事前に相手の好みを聞いておくとベターですが、わからない場合は保存がきくものがよいでしょう。
料理をされるご家庭であれば、お正月用の食材や調味料のセットなどもおすすめです。一人暮らしのご家庭なら、すぐに食べられて日持ちのするお惣菜のセットなども喜ばれるでしょう。
お肉や魚など日持ちしない生鮮食品を贈る場合は、相手の都合をあらかじめ聞いてから届けることが大切です。
洗剤や入浴剤などの日用品
生活の中で使用することの多い洗剤や入浴剤などもお歳暮やお中元に人気です。手を洗う機会が増えた現代は、ハンドソープも喜ばれます。洗剤はご家族の多いご家庭では喜ばれる傾向です。日用品では味気なく感じる場合は、オーガニックのものやタオルとセットになったものもおすすめです。
カタログギフト
カタログギフトもお歳暮に人気があります。食品や日用品は相手の好みに合わない可能性がありますが、カタログギフトは好きなものを選んでもらえるので安心です。カタログギフトは「品物を選ぶ手間をかけず失礼だ」と考える人もいるようですが、現代では「もらって嬉しいお歳暮ランキング」の上位に入るほど定番になりました。
カタログギフトの種類もさまざまで、食品や日用品以外にも旅行やエステなど体験をプレゼントできるカタログもあります。
お歳暮で贈ってはいけない品物とは?
お歳暮にふさわしくない贈り物もあるため注意が必要です。ここではその一部をご紹介します。
金券や商品券など金額がわかるもの
金券や商品券は金額が相手にわかってしまうため、目上の方には失礼にあたります。品物を選ぶ時間を惜しんだという印象も否めません。人によっては金券や商品券が「もらって嬉しいお歳暮」として挙げられることもありますが、目上の方には選ばないことが無難です。
文房具や時計
お歳暮には食品や日用品など「消えもの」が喜ばれる傾向があります。しかし「消えもの」でも文房具は「もっと勉学に励め」という意味があり、目上の相手には失礼にあたる贈り物です。また時計も「相手に精進を推奨している」という見方から目上の方に贈るのは失礼とされています。
履物やマット
靴やスリッパなどの履物やマットもお歳暮には適さない品物です。「足で踏みつける」「下に敷く」などのイメージがあるため、目上の方への贈り物としては不適切とされています。
お歳暮を贈る際に知っておきたいマナー
お歳暮の品物選びの他に知っておきたいマナーをまとめました。参考にしてください。
お歳暮の金額の目安はいくらぐらい?
お歳暮の金額の目安は、贈る相手やお付き合いの程度によって異なりますが、3千円~1万円が一般的です。高額過ぎるとかえって相手に気を遣わせてしまうので配慮しましょう。相手別の金額の目安は以下のとおりです。
贈る相手 | 金額の目安 |
特にお世話になった人 | 5千円~1万円 |
会社の上司・仲人・両親 | 5千円前後 |
親戚・友人・その他 | 3千円~4千円 |
訪問して手渡しする場合のマナー
現代では配送することが多くなったお歳暮ですが、本来は直接相手を訪問し手渡しするものです。会社の上司などにお歳暮を持参する場合は、あらかじめ先方の都合を確認し日取りを決めて伺います。訪問の際は身だしなみをきちんと整えておきましょう。
お渡しする際は品物を風呂敷や紙袋から出し、感謝やお礼の言葉を伝えることが大切です。
お歳暮を贈る場合は送り状、いただいた場合はお礼状を
遠方に住んでいる人やなかなか会えない人にお歳暮を贈る場合、送り状や手紙を添えましょう。お歳暮を通販などで手配して手紙を添えられない場合は、お歳暮と別に挨拶状などを送付するのもおすすめです。親しい間柄なら電話やメールでお歳暮を贈った旨を伝えてもよいでしょう。
反対にお歳暮をいただいた場合はお返しの必要はありませんが、お礼状を迅速に送ることが大切です。お歳暮は単なる品物のやり取りではなく、感謝の気持ちを伝え合うことが基本です。儀礼的にならないように真心で応えましょう。
お歳暮にはぜひ五代庵の梅ギフトを
ここでは五代庵の梅ギフトの中から特に人気の商品をご紹介します。梅ギフトはお手元に届いてからすぐに召し上がっていただけるほか、保存がきくことも喜ばれるポイントです。大切な人へのお歳暮にぜひ五代庵の梅ギフトをご利用ください。
紀州五代梅
紀州産南高梅のA級品のみを独自の製法で長期間熟成させた紀州五代梅。本みりんや蜂蜜のまろやかな甘味と梅本来の塩味・酸味の絶妙なバランスがとれた、グルメをも唸らせる五代庵の自信作です。
梅干しは表面にしわがあることから「長寿」や「しわができるまで末永く幸せに」を意味し、縁起のいいギフトとして喜ばれます。
紀州五代の夢想
大粒の紀州五代梅を独自の製法で本みりんや蜂蜜にじっくり漬け込んで熟成させた「紀州五代梅の心」と、良質・大粒のみ厳選した旨味たっぷりのこんぶ梅を個包装した「紀州五代の夢」をセットにしました。2つの異なる味が堪能できるお歳暮やお祝いにおすすめのギフトです。
HONNO KIMOCHI
蜂蜜やリンゴ酢などに漬けこんだ極小粒の梅を、可愛らしい手のひらサイズのテトラパックで包みました。おしゃれなクラフトボックスに入ったHONNO KIMOCHIは、梅干しをお菓子やお茶請けとして手軽に楽しんでいただけます。上品な甘酸っぱさは、お世話になった人や親しい人への「ほんのきもち」にぴったりなギフトです。
今回紹介した商品の他にも、五代庵では様々な梅干し商品を取り揃えています。お歳暮の贈り物として梅干しが気になった方は以下のリンクより、公式商品一覧ページもご覧ください。