昔ながらの梅干しは塩分の摂りすぎ?塩分20%の梅干しを安心して美味しく食べる方法
スーパーでも手軽に購入できる梅干しは、クエン酸が豊富で身体に良い食品のひとつです。
ご家庭で、手作りの梅干しを作る方もいらっしゃいますね。
ただ、昔ながらの製法で漬けた梅干しはとてもすっぱく、塩辛くて苦手な方も多いようです。
多めの塩で漬けるため、塩分量が気になるという方もいらっしゃるかと思います。
今回は、酸味や塩辛さが苦手な方、健康に気を遣う方でも安心して食べられる方法をご紹介します。
目次
そもそも、1日に必要な塩分は?
塩分の摂りすぎは、高血圧や動脈硬化などの原因になると言われています。
健康上、塩分の摂りすぎには注意したいものですが、1日に必要な塩分の目安量はあるのでしょうか。
気になる梅干しの塩分量も解説します。
関連記事:梅干しの塩分摂取量への影響は?デメリット・メリット紹介
塩分摂取量の目標値
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、塩分摂取量の目標値は以下のように定められています。
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- 1日あたりの塩分摂取量の目標値(成人)
男性…7.5g未満
女性…6.5g未満
梅干しの塩分量
梅干しには様々な種類があり、製法などによって塩分量が異なります。
メーカーにより数値は異なりますので、詳しくはパッケージの表記をご確認ください。
なお梅干し専門店の五代庵が製造販売する梅干しの塩分量は、以下のとおりです。
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- 可食部100g当たりの塩分量目安
はちみつうす塩梅干し(5%)
黒糖梅干し(8%)
紀州五代梅(10%)
かつお梅(10%)
こんぶ梅干し(11%)
しそ漬梅干し(13%)
白干梅干し(17~26%)
昔ながらの梅干しの塩分量
一般的に昔ながらの梅干しとは、梅を塩のみで漬けた「白干梅干し」のことを指します。
白干梅干しは古くから長期保存ができる保存食として親しまれる種類で、基本的にはカビが発生しにくい塩分量である20%前後で作られる事が多いようです。
なお五代庵の白干梅干しは、可食部100g当たり17〜26%の塩分量。
他の種類に比べて酸味や塩味が強いものの、梅本来の味をしっかりと感じられ、カリウムやカルシウムなどのミネラルが多く含まれているのが特徴。
すっぱい梅干しが好きな方、甘い梅干しが苦手な方などに人気の種類です。
なお五代庵の白干梅干し1粒を例にすると、可食部約15gに対して食塩量は約2.5〜3.9gとなります。
また塩と赤しそを一緒に漬ける「しそ漬梅干し」も、昔ながらの梅干しとして知られています。
しその鮮やかな赤色で見た目にも美しく、しその風味豊かなしそ漬梅干し。
五代庵のしそ漬梅干しは可食部100g当たり13%の塩分量で、白干梅干しよりも塩辛さが控えめ。
はちみつや黒糖入り梅干しほどではないものの、リンゴ酢のほのかな甘さを感じられるひと品です。
五代庵のしそ漬梅干し1粒の食塩量は、可食部約15gに対して約1.95gとなっています。
※梅の品質には万全を期しておりますが、農産物でございますので、その年の作柄状況により品質などの多少の差異が生じる場合がございますので何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
昔ながらの梅干しが食べたい!だけど塩分も控えたいときは?
昔ながらの梅干しも人気がありますが、最近では減塩梅干しの人気も高まっています。
しかし塩分濃度を抑えた梅干しは、一定の塩分濃度で漬けた白干梅干しやしそ梅干しに比べ、あまり日持ちがしないという特徴があります。
また減塩梅干しは調味料などを加えている場合が多く、無添加のものが少ない、という一面もあります。
塩だけで漬ける白干梅干しや、手作りの梅干しの方が安心という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし昔ながらの梅干しは塩分が多くなりがちなので、美味しさを保ちつつ塩分を控える方法をご紹介します。
塩抜きをする
塩分が気になる方、しょっぱい梅干しが苦手な方におすすめしたいのが、キッチンで手軽にできる塩抜きという減塩方法です。
手順は簡単で、1Lの水に対して1gの塩を入れた容器に梅干しを入れるだけ。
そのまま30分〜数時間ほど置いておき、ザルに上げて水切りします。
なお塩抜きすると保存期間が短くなるので、冷蔵庫保存で約1週間以内に食べ切るようにしてください。
甘い梅干しが苦手、添加物が気になるという方は、このように白干梅干しを塩抜きして食べるのがおすすめです。
塩抜きの詳しい手順などは関連記事をご覧ください。
関連記事:梅干しの簡単な塩抜き方法と活用法紹介!しょっぱくても食べやすい!
煮物や鍋料理の風味付けに使う
昔ながらの梅干しは塩辛さや酸っぱさが苦手という方には、料理に使うのもおすすめ。
青魚の煮付けに使えば魚の臭みが抑えられますし、角煮の煮付けに使うとさっぱりと仕上がります。
なお梅干しを料理に使う場合は、醤油などの調味料を控えめにして塩分を調節してくださいね。
五代庵のサイトで紹介している「常夜鍋のレシピ」は、シンプルであっさりとした味わいの鍋。
白干梅干しとこんぶ、日本酒で味付けした、素材の旨味を存分に味わえるレシピです。
以下のページで作り方を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
定番人気! ご飯のお供に最適な梅干しは?
塩抜きや料理への工夫で塩分は抑えられるものの、ご飯のお供としてすぐに食卓で使える梅干しにも注目したいですね。
そこで梅干し専門店の五代庵で販売している、塩分を抑えた梅干し商品をご紹介します。
かつお梅
五代庵の「かつお梅」は独自の製法で二度漬けした紀州産南高梅を、かつお節と赤しそでさらに漬け込み熟成させた梅干し。
かつおのコクと、しその香り豊かな三度漬けの梅干しで、塩分も10%と控えめです。
食べきりやすい180g入りのタイプと、家庭用のお得な550gタイプをご用意しています。
お客様からは「丁寧に作られているのが感じ取れる」と好評です。
紀州五代梅
創業185年以上続く老舗企業である五代庵の代表商品、「紀州五代梅」。
売上ランキングでも必ず上位に入るほどの人気です。
ゆうパックふるさと小包全国版梅部門では7年連続日本一を達成!
優良県産品を推奨する「プレミア和歌山」を始め、数々の賞を頂いております。
「紀州五代梅」は、紀州産南高梅の中でも肉厚で皮がやわらかいA級品のみを使用。
塩分濃度は10%と、塩分が気になる方もお召し上がりやすい商品です。
お試しサイズからギフト用、1kg入りの大容量パックなど、様々なタイプでご用意しております。
おかげさまで数多くの注文を頂いており、発送は準備が出来次第となります。
何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
また、贈答用におすすめの商品はこちらです。
「HONNOKIMOCHI (ほんのきもち)」は、一粒ずつ可愛らしいテトラパックで包装された商品。
五代庵で人気の梅干し4種を試せる「お試しセット」もおすすめ!
昔ながらの梅干しや減塩された梅干しをご紹介してきましたが、結局どの梅干しを選べばよいか迷ってしまいますよね。
贈答用の品を選ぶにしても、一度自分で食べてみたいという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方には、五代庵で人気の梅干し4種類を集めたお試しセットがおすすめです。
「五代庵 4種類 梅干しお試しセット」は、容量の多い商品を注文する前に色々な味を試したい!というお客様からの声で生まれた商品です。
内容は、五代庵の自信作「紀州五代梅」をはじめ、昔ながらの「しそ漬梅干し」、旨味たっぷりの「こんぶ梅」、甘みのある「はちみつ梅うす塩味」の4種類。
それぞれの種類を2〜6粒詰めたお求めやすい価格のお得なセットで、なんと送料は無料。
贈答用の商品を検討されていたお客様からも「じっくり試せて贈る人に合った梅干しを選べる」とのお声をいただきました。
もちろんご家庭用の商品を検討されている方も、ぜひお気軽にお試しくださいね。
梅干しから塩分を程よく取り入れて体づくりに役立てて
塩分は、梅干しなどの身体に良い食材から適度に取り入れることで、効率よく、また身体への負担を軽減しやすくなります。
とはいっても梅干しの塩分が気になる際もありますよね。
そんな時は、塩抜きや料理に活用するなど工夫次第で塩分を調整してみましょう。
梅干し専門店の五代庵では、昔ながらの白干梅干しだけでなく、10%程度に減塩した梅干しや、こんぶやかつおなどの風味豊かな梅干しなど種類も豊富。
様々な種類の中から、きっとお好みの梅干しが見つかるはずです。
その他五代庵では、独自製法で熟成させた約20種類もの梅酒や、梅のお菓子、梅のお惣菜など、多数の商品をご用意。
また、日本全国への発送やギフトサービスにも対応しています。
お世話になった方へのお礼やお祝いの品、お中元やお歳暮などの贈答用にもぜひご利用くださいね。