食卓で人気の梅干しを使ったおかずレシピ9選
梅干しはご飯に合わせる主菜やお酒のおつまみなど、様々なレシピに風味づけとして使える便利な食材です。
また炒め物や和え物、焼き物や煮物など、多彩な調理方法でアレンジが楽しめるのも魅力的。
梅干しを使うと酸味が加わりさっぱりとするので食べやすく、疲れが溜まっていると感じる夜や食欲が落ちがちなとき、夏場などや、疲れの溜まった夜にもおすすめ。
さらに和食だけでなく、洋食や中華などとの相性も良いです。
そこで今回は、食卓で人気の梅干しを使ったおかずレシピを紹介します。
定番の食材と合わせたレシピやちょっと変わったレシピなど、梅干しの魅力を活かしたレシピが盛りだくさんです。
目次
梅干しに合う食材は?
ご家庭に常備している方も多い梅干し。
普段どのような食材と合わせて、料理に使っているでしょうか。
ご飯や麺類などの主食
梅干しには、かつお節を使ったおかかなどと同じようにをおにぎりに入れたり、お茶漬けに入れたりする使い方があります。
これらは時間をかけずにパパっと梅干しを使える、基本の手軽で定番使い方といえるでしょう。
白いご飯以外にも、うどんやそうめん、パスタなどに入れてもおいしく楽しめます。
では、ご飯や麺類などの主食以外には、主にどのような食材と合わせられているでしょうか。
肉・魚・野菜
よく梅干しと合わせられている食材をおさらいします。
肉であれば鶏肉のささみやむね、豚肉なら薄切りのロースやもも、魚ならいわしやさんまなど。
野菜なら大根やきゅうり、大葉や長芋、オクラなどがよく梅干しと合わせられているようです。
さまざまな調味料
工夫次第で、さまざまな食材に合わせられるのが梅干しの魅力。
その秘密は、使う調味料との相性にあります。
梅干しは、しょうゆやみりんといった和風調味料だけでなく、オリーブオイルやバターなどの洋風調味料や、エスニック調味料のナンプラーなどとも組み合わせられます。
また梅を使った商品は、梅干しそのものだけでなく、梅酢や梅ペースト、梅バターなど多岐にわたります。
これらを上手く活用することで、さらにアレンジが広がるのでおすすめです。
梅干しを使ったおかずを作ろう
様々なおかずの風味づけとして活用できて、食卓で人気のある梅干し。
せっかくなら夕食の主菜としてやお酒のおつまみとして、またはお弁当のおかずとして、色々なシーンで楽しみたいですよね。
そのためには、普段のレシピに加えて、少し変わったアレンジにも挑戦したくなります。
梅干しに合う定番の食材はもちろんのこと、意外な食材との組み合わせで、新たな梅干しの楽しみ方が広がるかもしれません。
そこで毎日のレシピ選びに活用できそうな、ご飯が進むおかずレシピ、お酒と合うレシピ、お弁当にも使えて便利なレシピを紹介します。
梅干しをそのまま使うレシピや、梅ペーストを調味料に混ぜるだけのレシピなど、簡単にチャレンジができるものばかりです。
梅干しレシピ ご飯が進むおかず
鶏むね肉と野菜の梅酢炒め
アスパラやパプリカ、トマトなどの野菜と、鶏むね肉の炒め物レシピです。
主な味付けはとてもシンプルで、にんにくとしょうが、そして風味豊かな「白梅酢」とみりんのみ。
作り方はまず、塩とごま油で下味をつけたむね肉を炒め、取り出します。
次に野菜を炒め、最後に肉と「白梅酢」などの調味料を入れ炒め合わせるだけ。
簡単な手順で、ボリュームがあって野菜もしっかりと取れるおかずが完成。
梅酢の風味がついたさっぱりとした味は、ご飯が進みそうです。
彩りも豊かなので、食卓が華やぎますね。
鶏唐のエスニックソース
オリジナルのエスニックソースが決め手の、鶏の唐揚げレシピ。
ソースの作り方はとても簡単。
2種類のパプリカと長ねぎなどをごま油でしっかり炒め、ナンプラーや酢、「梅風味」と合わせます。
じっくり下味をつけてから皮までカラッと揚げた鶏もも肉に、ソースをたっぷりかけたらできあがり。
鶏の唐揚げと、風味豊かでさっぱりとしたソースの相性は抜群。
エスニック系の調味料であるナンプラーと、梅の組み合わせが新鮮です。
ソースと絡んだパプリカと長ネギの食感が一役買って、箸が進みます。
お好みでパクチーを添えると、さらに風味が増して楽しめますよ。
常夜鍋
干し椎茸の戻し汁と昆布、そして「白干梅」を入れた出汁で作る鍋レシピです。
塩だけで漬け込んだ酸っぱい梅干し「白干梅」は、種ごと入れます。
丁寧に出汁をとったら、食べやすい大きさに切ったほうれん草または小松菜、豚バラ肉、干し椎茸を入れて煮込むだけ。
あっさりとしたシンプルな味付けで、飽きがこないのが特長です。
〆には、残った出汁にうどんを加えた、梅うどんがおすすめ。
出汁に使った「白干梅」は、うどんに添えてもおいしくいただけます。
梅干しレシピ お酒と合うおつまみ
鱈の梅バターソース焼き
淡白な白身魚の鱈に、南高梅ペーストがベースの「梅バター」で味付けした特製ソースを塗って焼いた、洋風レシピです。
まずはじゃがいもをオリーブオイルでソテー。
次にオリーブオイルとパルメザンチーズ、粒マスタードに「梅バター」を混ぜた特製ソースを鱈に塗り、焼きます。
器に盛ったじゃがいもと生ハムの上に焼いた鱈を乗せ、最後に溶かしバターに白ワインを入れフライパンで熱し、上からかけます。
梅の爽やかさとバターのコクが活きた甘めのソースが、鱈によく合うメニューいます。
見た目にもおしゃれで、お酒のおつまみにもぴったりです。
梅ネギみその焼鳥
お酒のおつまみの定番である焼鳥に、梅の風味をプラスしたレシピ。
作り方はとてもシンプルで、フライパンで軽く焼いた鶏もも肉の表面に特製の調味料を塗り、チーズをまぶしてトースターで焼くだけです。
特製の調味料は、みそやマヨネーズ、みじん切りした長ねぎなどに、本格的な梅の酸っぱさが楽しめる「白梅ねり梅」を混ぜて作ります。
「白梅ねり梅」は白干梅干しをペースト状にした梅肉です。
パウチ型で使いやすいので、手軽にパパっとさっと美味しい美味しいおつまみを作りたいときや、調理時間をかけたくないときにもおすすめです。
梅と長ネギの風味が楽しめる、食べやすい味の焼鳥です。
ブロッコリーのシーザーサラダ
茹でたブロッコリーに、梅入りの調味料を合わせるサラダのレシピです。
調味料はマヨネーズや粒マスタードなどに、「五代ねり梅」を加えて混ぜるだけ。
「五代ねり梅」は、ばちみつ梅である紀州五代梅をペースト状にしたもの。
種が取り除かれているため、サラダの調味料づくりに便利です。
普段食べ慣れているシーザーサラダが、梅の香りがする少しアレンジの効いた風味になります。
お酒に合わせるおつまみが欲しいときや、食卓にもう一品増やしたいときにおすすめしたいメニュー一品。
ひと手間加えるだけで手軽に作れるできるので、お試しの価値ありです。
梅干しレシピ お弁当に便利なおかず
里芋とこんぶ梅のコロッケ
マッシュした里芋がメインのコロッケに、梅の酸味をプラスしたレシピです。
コロッケのタネに使う材料食材は、里芋、玉ねぎ、椎茸、豚バラ、そして梅との相性がよい大葉。
これらを混ぜ合わせたら、しょうゆや酒などで味を整えます。
そして、ひとつひとつ成形した肉たねの中に、こんぶの風味が溢れる「こんぶ梅」を入れるのがポイント。
衣をつけて揚げたら、里芋のしっとりさが美味しいコロッケのできあがり。
和風だしで作ったあんかけと一緒にいただきます。
だし醤油やソースと合わせても美味しいですよ。
梅ごま巻き寿司
巻き寿司のまわりに「梅胡麻」をまぶしたレシピです。
すし飯の中に入れる材料具材は、きゅうりやカニかま、大葉や焼き海苔。
これらを丁寧に巻いたら、お皿に広げた「梅胡麻」の上で転がして完成です。
少ない材料で火を使わずに作れるメニューです。
カルシウムや鉄分、タンパク質などを含む、栄養価の高い胡麻。
そこへ梅酢から作った梅塩を加えたのが「梅胡麻」です。
普段の胡麻とは一味違う「梅胡麻」を加えることで、梅の香りが楽しめる巻き寿司ができあがります。
梅つくねのロコモコ風
鶏ひき肉と玉ねぎなどの具材に梅干しを混ぜた、梅風味の鶏つくねレシピ。
肉だねに大葉を乗せて焼き目がついたら、醤油だれをかけて照りが出るまで焼きます。
香ばしい香りと梅のさっぱりした味わいは、お弁当にもおすすめです。
お家でゆっくりロコモコ風に食べるなら、梅つくねをご飯の上に乗せ目玉焼きをトッピングすれば完成。
ボリューム満点で、お腹も大満足のレシピです。
梅干し専門店おすすめ!おかず作りに使える商品
梅塩
「梅塩」は、紀州南高梅で作った梅酢と食塩をブレンドさせた商品。
そのままおにぎりに加えたり、天ぷらなどのつけ塩として使ったりできます。
また、昆布出汁や酒、ナンプラーなどと合わせてひと煮立ちさせれば、梅の酸味が効いた塩だれが完成。
この特性塩だれをラーメンのスープに入れると、梅塩の酸味が効いた和風塩ラーメンが作れます。
ほかにも塩焼きそばの味付けとして使うなど、幅広い献立レシピに使えて便利です。
梅黒酢
「梅黒酢」は、梅の果汁や梅肉に、黒酢や蜂蜜、赤しそエキス、ローヤルゼリーなどを加えた商品。
3〜5倍に薄めれば、さっぱりとした味わいのドリンクとして楽しめます。
また、梅と黒酢の風味豊かなドレッシングを作るのもおすすめです。
ひと手間加えた料理への使い方としては、まず甘み味のある「梅黒酢」に、しょうゆや酒を入れて調味料を作ります。
この調味料と鶏ガラなどを合わせれば、梅黒酢の酸味が効いた酸辣湯スープが完成。
麺を入れて、酸辣湯麺としていただくのも美味しいですよ。
梅干こんぶ茶
「梅干こんぶ茶」は、北海道産昆布と静岡緑茶に、紀州南高梅の粉末と梅塩を加えた商品。
お湯を注いでお茶としていただくのはもちろん、お茶漬けにも使えます。
また、パスタの味付けとして使うのもおすすめです。
茹で上がったパスタに「梅干こんぶ茶」とバターなどを加えて炒め合わせるだけで、梅干の旨味が効いたあっさりパスタのできあがり。
パスタに入れる材料具材はイカやスナップエンドウ、たけのこのほか、春キャベツやアサリなどとも相性が良いです。
梅干しを使ったおかずのアレンジを楽しもう
梅干しに、さまざまな食材や調味料を合わせたレシピをご紹介しました。
ご紹介したレシピ以外にも、意外な食材や調味料との組み合わせで新しい発見があるかもしれません。
また普段食べ慣れているレシピに梅干しを合わせると、梅干しのほのかな甘みや酸味が加わって、一味違ったおかずになることもあります。
梅干しそのものはもちろん、梅塩や梅酢で手軽に梅の風味を楽しむのもおすすめです。
ぜひ、梅干しを使った新たなおかずのアレンジを試してみましょう。