賞味期限が長い梅干しは、ギフトに最適!保存方法もあわせて紹介
梅干しは日本で昔から人気の保存食として知られています。
「梅干しには賞味期限がない」ことをご存じの方も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に賞味期限がないのでしょうか?
数ヶ月冷蔵庫や冷暗所に保管していた梅干しを食べて良いのか、不安に感じますよね。
今回は、梅干しの賞味期限や正しい保存方法についてわかりやすく解説!
また、ギフトに最適な日持ちする梅干し情報も紹介しますので、参考にしてください。
目次
賞味期限がない梅干しがあるって本当?
賞味期限のない梅干しがあるのは本当です。
「白干梅」と呼ばれ、塩だけで漬けられた昔ながらの製法が特徴になります。
塩分濃度はおよそ18%~20%以上で、開封後の常温保存も可能。
白干梅のなかには100年以上漬けているものもあり、プレミア価値がついています。
白干梅は長い期間を重ねるほど熟成され、まろやかで美味しくなるといわれているのが高値の理由です。
しかし、最近では塩分濃度の低い梅干しや、昆布や鰹、はちみつなど塩以外の調味料を使って漬けられた梅干しが多くのメーカーから販売されているため注意が必要。
メーカーにもよりますが、塩分濃度が18%以下のものは賞味期限が設定されています。
もちろん、賞味期限を過ぎると腐ることも。
賞味期限がない梅干しは存在しますが、すべての梅干しに当てはまるわけではないことを覚えておいてください。
さらに、開封後は直射日光を避け、冷蔵庫などの冷暗所での保存が推奨されているものもあるので、商品ごとに保存方法も確認しましょう。
ちなみに、賞味期限は「美味しく食べられる期間」を表わしていますが、消費期限は「安全に食べられる期間」を表わしています。
同じように捉えてしまう人もいますが、大きな違いがありますので、正しい認識が大切です。消費期限の切れた食品は食べないようにしましょう。
市販の梅干しの賞味期限は、だいたい3〜6か月
市販の梅干しは、商品製造からおよそ3~6か月後程度の賞味期限が設定されています。
さらに、ほかの生鮮食品と同様に冷蔵庫での保存が必須である場合がほとんどです。
白干梅にくらべて賞味期限が限られている理由としては、市販の商品には鰹や昆布、はちみつなどの塩以外の調味料が加えられていることが挙げられます。
さらに、最近では塩分の取り過ぎを気にする人も多く、ニーズにあわせた減塩商品も数多く販売されていることも理由のひとつ。
賞味期限がたったの2週間と短いものも珍しくありません。
長い間保存ができるイメージの強い梅干しですが、市販のものは賞味期限が限られているものがほとんどなので、購入前に必ず確認をしましょう。
また、メーカーが提示する賞味期限は未開封の状態を想定して決められています。
開封後は賞味期限に関係なく、できるだけ早く食べることを推奨します。
手作りの梅干しは、10年以上長持ちする場合もあります!
賞味期限の短い市販の梅干しにくらべて、自家製のものは10年以上も長持ちする場合があります。
長持ちする梅干しを作るうえで、重要なポイントは次の4つ。
- 清潔な保存容器を使う
- きれいな梅を選別する
- 梅の下処理を行う
- 塩分濃度を20%以上にする
保存容器は、塩分に強いガラスか陶器製の清潔なものを使いましょう。
不潔な容器を使うと、カビや雑菌が繁殖し、長期間の保存ができないからです。
また、傷みや汚れのある梅を避けてきれいな状態のものを選んだり、ヘタを取るなどの下処理をおこなったりするのも重要なポイント。
カビが生えたり濁ったりするのを防ぐためです。
最後に、塩分濃度は必ず20%以上になるように作りましょう。
例として、1kgの梅を使用する場合の塩の分量は、200gが目安となります。
高い塩分濃度を気にして下げてしまうと、長期保存ができない梅干しが完成してしまいます。
防腐効果が期待できない濃度の梅干しは、常温保存では腐ってしまいますので、必ず塩分濃度は20%以上にしましょう。
冷凍も可能?梅干しの保存方法
冷蔵保存はもちろん、冷凍庫での保存もおすすめです。
冷凍する場合は、梅干し同士がくっついてしまわないように一つ一つにわけてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保存します。
冷凍によって梅干しの味が落ちてしまうのを最小限に抑えるためには、できるだけラップや保存袋の空気を抜くようにするとよいでしょう。
また、梅干しを半解凍の状態で食べると、シャリシャリとした食感が楽しめるのでおすすめです。
しかし、冷凍保存の期間が長くなればなるほど梅干し本来の味が落ちてしまいますので、できるだけ早く食べることを意識しましょう。
解凍後の梅干しも空気に触れて傷みやすいため、すぐに食べてしまうことが大切です。
日持ちするからプレゼントにもおすすめ
朝ごはんの食卓や、お弁当にあると便利な梅干し。
しかし、市販のものは賞味期限がおよそ3~6か月間と短く、「毎日は食べないから、日持ちする商品が欲しい…。」と悩まれている方も多いでしょう。
梅干しを手作りできる季節も限られています。
そこで今回は、一般的な梅干しよりも賞味期限が長く、プレゼントにも最適なものを3つピックアップして紹介します。
ぜひ参考にしてください。
五代漆器3点セット(紀州五代梅・しそ漬梅・こんぶ梅)
まず1つ目に紹介するのは、『五代漆器3点セット』です。
紀州五代梅・しそ漬梅・こんぶ梅の3種類をそれぞれ詰め合わせたセット商品となっています。
梅干し一粒の大きさは、食べ比べしやすい小粒サイズ。
塩分濃度は一番高いものでも13%で、ほどよい酸味が魅力です。
賞味期限は製造日から8か月間と、一般的な市販の梅干しよりも日持ちします。
オリジナルの漆器が豪華さを演出しており、大切な人へのプレゼントにも喜ばれる商品です。
こんぶ梅干し
2つ目に紹介するのは、『こんぶ梅干し』です。
塩味と酸味がおさえられ、こんぶのまろやかな旨味と風味が味わえる梅干しとなっています。
一箱800g入りで、人数の多い家族でも存分に食べられます。
また、一粒の大きさは、食べ応えのある大粒サイズ。
塩分濃度は11%と控え目ですが、こだわりの減塩方法で製造日から8か月間の長い賞味期限を実現しています。
シンプルで上品な木箱に詰められているので、自宅用としてはもちろん、プレゼントにもベストな商品です。
紀州五代梅の心
最後に紹介するのは、『紀州五代梅の心』です。
皮がやわらかく、分厚い果肉が特徴の紀州産南高梅を使用しており、贅沢な食べ応えの商品です。本みりんやはちみつなどを加えた独自の2度漬け製法で、まろやかで深みのある味わいが楽しめます。
大粒サイズで塩分濃度は10%。
さらに梅干し一つ一つを個包装して木箱に詰め合わせしているため、ギフト向けの商品となっています。
そのまま食べても、お料理に使っても。長く保存できる梅干しは主婦の味方!
白いご飯と一緒にそのまま食べたり、パスタや炒め物のレシピにも使えたりする便利な梅干し。
高品質な紀州産南高梅を使用した梅干しは、お世話になっている人へのギフトとしても喜ばれます。
また、長期間保存できる梅干しは、家庭の食卓でおかずが足りないときやお弁当の色合いをプラスしたいときなどに大活躍するので、主婦に寄り添う味方ともいえるでしょう。
梅干しを専門に扱う五代庵では、記事内で紹介した商品以外にもさまざまな梅干しを販売しています。
1人暮らしに便利な少量サイズから、家族など大勢で食べるのにおすすめしたい大容量サイズまで、幅広く取り揃えています。
何気なく選んでしまいがちな梅干しですが、使用している調味料や塩分濃度によって賞味期限や保存方法は異なります。
梅干しを食べる頻度にあわせて、自分の家庭にぴったりなものを見つけましょう。