時にはホワイトリカー以外で!自分好みの「梅酒」を作ってみよう

梅雨前になると出回る、美しい青梅。
毎年この季節になると、梅干し作りや梅酒に励む人も多いのではないでしょうか。
自家製の梅干し作りや梅酒作りは、材料の種類や量を調整して、自分好みの味わいに作れるのが楽しみでもありますね。
梅酒は青梅と氷砂糖、そして焼酎の一種であるホワイトリカーで漬けるのが一般的。
しかしホワイトリカー以外にもアルコール度数20度以上のお酒であれば、梅酒が作れることをご存知でしょうか。
例えば香り高いお酒で漬けると、独特の風味が加わって美味しい梅酒ができあがります。
そこで今回は、ウィスキーやウォッカなどを使って漬ける梅酒レシピやアレンジ方法をご紹介。
ぜひ今年はホワイトリカー以外のアルコールを使用して、オリジナルの梅酒を作ってみてはいかがでしょうか。

緑茶梅酒や苺梅酒?五代庵の梅酒を参考にして自家製梅酒をアレンジ

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五代庵の梅酒一覧はこちら

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目次

    ホワイトリカー以外で漬ける前に確認!味と保存期間は?

    ホワイトリカーで漬ける前に確認!味と保存期間は?

    工夫次第で様々な仕上がりが楽しめる、自家製梅酒作り。
    しかし一方で、使うお酒のアルコール度数や保存方法などには注意点があります。
    自家製梅酒を作る前には必ず確認しておきましょう。

    自家製梅酒の保存期間

    アルコール度数の高いお酒は殺菌作用が強いため、基本的に賞味期限はないとされます。
    しかしこれはあくまでも、保存状態が良い場合。
    念のため自家製梅酒は保存期間に関わらず、早めに飲み切るようにしましょう。
    また保存容器には必ず殺菌消毒を行った密封容器を使用し、冷暗所に保管します。
    梅酒の中に浮遊物が見られたり、変わった臭いがしたりする場合には要注意。
    自家製の梅酒は、原因が分からなくても品質が落ちてしまうことがあります。
    お気に入りの梅酒を長く楽しむため、下記の関連記事も参考にしてみてください。

    関連記事:自家製の梅酒の賞味期限はいつまで?梅酒の長期保存方法とともにご紹介!

    自家製梅酒を作る時の注意点

    自家製梅酒を作る場合には、アルコール度数20度以上のお酒を使うのが鉄則。
    自宅でアルコール度数が20度未満の低いお酒を作る行為は、酒税法違反にあたります。
    梅酒を作る前には必ず、使うお酒のアルコール度数をしっかりと確認しましょう。
    なお梅のエキスを十分に抽出するには、アルコール度数が35度以上のお酒を使うのがおすすめです。
    ホワイトリカー以外にも、自家製梅酒を漬けるのに適したお酒は様々。
    ウィスキーやウォッカ、ブランデーやジン、ラム酒などのアルコール度数の高いお酒が挙げられます。
    泡盛や日本酒、黒糖焼酎なども合いますが、アルコール度数が20℃未満の商品もあるため注意が必要です。

    関連記事:梅レシピ|梅酒の作り方/梅シロップの作り方

    ホワイトリカーで漬ける梅酒の味わい

    一般的に梅酒作りで使われるアルコール、ホワイトリカー。
    ホワイトリカーは糖蜜などで作られる「甲類焼酎」に分類される焼酎です。
    「甲類焼酎」は芋焼酎や麦焼酎などの「乙類焼酎」とは異なり無味無臭なので、素材の風味を活かせるのが特徴。
    そのためホワイトリカーは、漬ける素材の風味を活かした果実酒作りに広く使われます。
    梅酒においても、梅本来の味わいが感じられるホワイトリカー。
    そのため、梅自体の種類や産地など、原料にこだわりたい人におすすめ。
    また氷砂糖の代わりに黒糖など異なる砂糖で漬けて、違いを比べたい人にも向いています。

    「原酒梅酒 300ml」は専門店が作る梅酒。
    最高級の紀州産南高梅を使い、こだわりの製法で漬けた商品です。

     

    原酒梅酒 300ml
    原酒梅酒

     

    ウィスキーで漬ける梅酒

    ウィスキーで漬ける梅酒

    大麦などの穀物で作られた蒸留酒であるウィスキー。
    アルコール度数は40度以上の物が多く、自家製梅酒作りに向いています。
    ウィスキーの種類は主に3種類に分けられ、それぞれに特徴があります。
    香りが強く個性的な商品が多いスコッチウィスキー、初心者でも飲みやすいバーボンウィスキー。
    そして日本企業が製造するのが、すっきり系のジャパニーズウィスキー。
    梅酒作りにはどのウィスキーがいいか、好みに合わせて選んでみると楽しみが広がりますね。
    では、ウィスキーで作る梅酒の基本的な作り方と、おすすめのアレンジ方法を解説します。
    意外と簡単にできるので、ぜひお試しください。

    ウィスキーで漬ける梅酒の作り方

    ウィスキーで作る梅酒の作り方は、ホワイトリカーで作る基本手順とあまり変わりません。
    しかし大きく違うのが、完成までに漬け込む時間。
    ホワイトリカーで漬ける場合は完成まで半年から1年ほど掛かりますが、ウィスキーの場合は3ヶ月ほどで完成。
    ただし漬け込むほどに熟成が進むため、より奥深い味わいを楽しみたい人は、1年以上漬け込むのがおすすめです。
    ウィスキーの種類によって甘さが異なるので、氷砂糖の量は調整してくださいね。

      • 材料と器具

    青梅 1kg、氷砂糖 500g、ウィスキー 1L
    保存容器(4〜5L)、竹串 5本程度、清潔な布巾

    • 作り方
    1. 保存容器を消毒する
    2. 青梅を優しく洗い、30分ほど水に漬けてアクを抜く
    3. 布巾で青梅の水気を切り、竹串でヘタを取る
    4. 保存容器の中に、青梅と氷砂糖を交互に入れる
    5. ウィスキーを全量注ぎ入れる
    6. 容器を密封して、冷暗所で3ヶ月〜半年ほど漬け込む

    ウィスキーで漬ける梅酒のおすすめアレンジ

    ウィスキーで作る梅酒のおすすめアレンジ方法は、炭酸で割ったソーダ割り。
    梅の酸味とウィスキーのまろやかさに炭酸がプラスされ、芳醇ながらすっきり感のある仕上がりに。
    アルコール度数の強いウィスキー梅酒も、炭酸の比率を多めにすれば、とても飲みやすくなります。

    ウォッカで漬ける梅酒

    ウォッカで漬ける梅酒

    ウォッカは、小麦や大麦、とうもろこしなどを原料にして作られた蒸留酒。
    東欧や北欧など寒い地域で主に作られるお酒で、蒸留や濾過を繰り返して作られます。
    そのため雑味がなく、すっきりとした味わいなのが特徴。
    どんな飲み物とも相性が良く、カクテルベース用としても広く使われます。
    ウォッカの種類は、無色透明なピュアウォッカと、ハーブなどを加えたフレーバードウォッカの2種類。
    梅酒作りに使うには、ピュアウォッカがおすすめです。
    ではウォッカで作る梅酒の作り方と、おすすめアレンジをご紹介します。

    ウォッカで漬ける梅酒の作り方

    ウォッカの漬け込み時間は3ヶ月〜半年ほど。
    保存可能な期間はおおよそ、4〜5年が目安です。

      • 材料と器具

    青梅 1kg、氷砂糖 500g、ウォッカ 750ml
    保存容器(4〜5L)、竹串 5本程度、清潔な布巾

    • 作り方
    1. 保存容器を消毒する
    2. 青梅を優しく洗い、30分ほど水に漬けてアクを抜く
    3. 布巾で青梅の水気を切り、竹串でヘタを取る
    4. 保存容器の中に、青梅と氷砂糖を交互に入れる
    5. ウォッカを全量注ぎ入れる
    6. 容器を密封して、冷暗所で3ヶ月〜半年ほど漬け込む

    ウォッカで漬ける梅酒のおすすめアレンジ

    ウォッカで漬けた梅酒は、ソーダ割りで飲むのがおすすめ。
    もうひとつおすすめしたいのが、ジンジャーエール割り。
    ウォッカをジンジャーエールで割った「モスコミュール」風に飲むアレンジです。
    梅酒とジンジャーエールを1:1で割れば、梅の爽やかさの中に生姜の辛みが感じられる、少しスパイシーなカクテルが完成します。

    ブランデーで漬ける梅酒

    ブランデーで漬ける梅酒

    ウィスキーやウォッカ以外には、ブランデーで漬けるのもおすすめ。
    ブランデーは、ぶどうなどで作られたワインを使った蒸留酒です。
    アルコール度数は高めで、40度以上の商品が一般的。
    豊かな香りと甘み、そしてまろやかなコクが特徴的なお酒です。
    ブランデーと梅の風味が混ざり合い、風味豊かなコクのある梅酒ができあがります。

    関連記事:香り高さとコクが魅力!自分好みのおいしいブランデー梅酒の作り方

    自分で作るのはちょっと…という人におすすめしたいのが「ブランデー梅酒 庄屋善八」。
    フランス産のブランデーで漬けた、専門店こだわりのフルーティーな梅酒です。

     

    ブランデー梅酒 庄屋善八
    ブランデー梅酒 庄屋善八

     

    日本酒で漬ける梅酒

    日本酒で漬ける梅酒

    お米好きの人におすすめなのが、日本酒で作る梅酒です。
    日本酒は国産の米や米麹のみを使用して、国内で醸造した清酒。
    ひとくちに日本酒と言っても、すっきりした味わいで飲みやすいものもあれば、風味が強い通向けのものもあります。
    とにかく種類が多く、好みに合う産地選びや銘柄選びも楽しいお酒です。
    日本酒で作る梅酒は、米の甘みが感じられるのがポイント。
    梅の風味が加わった、まろやかな梅酒に仕上がります。
    お気に入りの日本酒を見つけたら、ぜひ梅酒作りもお試しください。
    ただし日本酒は、アルコール度数が15度程度の商品が一般的。
    日本酒で梅酒作りをするときには、必ずアルコール度数20度以上のものを選んでくださいね。

    関連記事:日本酒で漬ける!自家製梅酒の作り方

    梅酒に果汁がミックスされた新しい味わい カクテル感覚で味わいたい方や、ギフトにも

    梅酒に果汁がミックスされた新しい味わい カクテル感覚で味わいたい方や、ギフトにも

    「Plum Liqueur Juicy ~ジューシー~ (プラムリキュールジューシー)苺梅酒・林檎梅酒・桃梅酒 」は、3種類の梅酒が味わえる人気のセット。
    それぞれにフルーティーな果実の風味が加わった梅酒です。
    苺梅酒は、和歌山県産の梅で漬けた梅酒に「とちおとめ」果汁をブレンドした、甘酸っぱい梅酒。
    林檎梅酒は、とろりとした国産林檎のピューレをブレンドした、風味豊かな梅酒。
    桃梅酒は、和歌山県産の桃果汁をブレンドした、女性人気の高い梅酒です。
    すべてアルコール度数は12度で、飲みやすい仕上がり。
    そのままはもちろん、水割りやソーダ割り、お湯割りでも美味しく飲めます。
    瓶詰めされた彩り鮮やかな梅酒が3本セットで箱詰めされています。
    見た目も可愛らしく、女性の方へのギフトにもおすすめです。

     

    Plum Liqueur Juicy ~ジューシー~ (プラムリキュールジューシー)苺梅酒・林檎梅酒・桃梅酒
    Plum Liqueur Juicy ~ジューシー~ (プラムリキュールジューシー)苺梅酒・林檎梅酒・桃梅酒

     

    関連記事:専門店の美味しい梅酒おすすめ人気ランキング2021年

    梅づくりこだわり続けること185年以上 五代庵の梅酒は選りすぐりの逸品揃い

    梅づくりこだわり続けること185年以上 五代庵の梅酒は選りすぐりの逸品揃い

    五代庵は、1834年に創業した日本の老舗企業。
    梅干し専門店として185年以上、梅の美味しさを追求してまいりました。
    梅干し商品には、厳選した和歌山県産の紀州南高梅を使用。
    独自の長期漬込み製法で、南高梅の美味しさを引き出しています。
    代表商品である「紀州五代梅」をはじめ、様々な梅干し商品を展開。
    他にも熟成にこだわった梅酒や、料理に使える調味料などを多数取り揃えています。

    五代庵の梅酒作りに使われる梅も、すべてが和歌山県産の紀州南高梅。
    長期熟成により梅本来の味わいが感じられる原酒はもちろん、果汁をブレンドした飲みやすい後味の果実梅酒も人気です。
    梅酒の商品一覧ページには、人気商品ランキングや味の特徴を示したチャートもご用意。
    眺めているだけで、思いがけずお気に入りの梅酒が見つかるかもしれません。
    また、梅酒の情報満載なコラムも更新中。
    ぜひ一度ご覧くださいね。

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