好みの梅酒の見つけ方~相性のよいつまみといただこう~
梅酒は遠く昔から日本人に親しまれています。
飲みやすさや料理と合わせやすい点から、梅酒を好む方も多いことでしょう。
実は梅酒には、シンプルなおいしさの原酒に加えて、フルーツなどの味わいを加えた梅酒があるのをご存じでしょうか。
ここでは、好みの味わいの梅酒を見つけやすいように、それぞれの特長をお伝えします。
梅酒に合うつまみも合わせてご紹介します。
大好きな梅酒とおいしいつまみで、心豊かな時間を過ごしましょう。
目次
まずは梅酒について知ろう
日本人にとって身近な梅酒は、梅・酒類・糖類を一緒に漬けて梅の成分を抽出して作る、日本を代表するリキュールです。
抽出期間は数か月から数年とさまざまですが、身近な材料で家庭でも作れることから多くの人に親しまれています。
また、その効能も人気の理由で、1日1杯を習慣にしている方もいるほど。
梅エキスから抽出される抗酸化物質は、体に悪影響を及ぼす活性酸素を取り除く働きがあるとされ、ブドウや赤ワインに含まれているポリフェノールと同等の抗酸化効果が期待できるといわれています。
好みの梅酒を見つけよう
梅酒には、多くの種類、アレンジがあります。
「自分好みの梅酒」を探すために「飲み口」に注目してみてはいかがでしょうか。
梅酒の特長といえる飲み口は4つあり、「酸味」「甘み」「トロトロ」「さらさら」。
それぞれが際立つ梅酒を紹介します。
「酸味」がやわらかく際立つ梅酒
味わい、香りともさわやかな「酸味」が際立つ梅酒は、それぞれ水、お湯、ソーダ割りでいただくのがオススメです。
- 蜜柑梅酒
- 柚子梅酒
和歌山県を代表する温州みかんをブレンド。
甘みと酸味の絶妙なバランスが魅力です。
柚子の果汁をブレンド。
食欲を誘う香りと柚子特有のほろ苦さのハーモニーは、癖になりそうなおいしさです。
「甘み」が広がる梅酒
女性や甘党な男性にも人気の甘い梅酒をご紹介します。
五代庵の「甘み」のある梅酒は、ただ甘いだけではなく、素材と梅酒をバランス良くマッチさせた梅酒です。
- 蜂蜜梅酒
- 黒糖梅酒
- 桃梅酒
のどごしが滑らかで、自然な甘みから後味もスッキリしています。
飲み方は、ロック・ストレート・お湯・ソーダ割、どれもおいしくいただけます。
コクのある黒糖をブレンド。
甘みだけではなく、深い味わいからうま味を感じることができます。
飲み方は、ロック・ストレートがオススメです。
梅と相性のよい桃果汁をブレンド。
ほどよいとろみと華やかな桃の風味が自慢です。
飲み方は、水・お湯・ソーダ割をオススメします。
「とろとろ」まろやかな梅酒
口に含んで、そのとろっとしたまろやかさを味わう梅酒です。
そのまま飲んでいただくほか、デザートにかけて召し上がっていただくのもおすすめです。
- 林檎梅酒
- にごり梅酒
- 丙申年の梅酒
- 赤い梅酒
- 緑茶梅酒
- バラ梅酒スパークリング微発砲
- 材料
- 材料
- 材料
- 「ザーサイねり梅和え」
- 「じゃが梅バター」
- 「きゅうりの梅塩揉み」
トロッとした国産の林檎ピューレを使用。
林檎の風味を損なうことなく閉じ込め、五代庵の梅酒の中ではいちばんとろとろで濃厚な飲み口です。
飲み方は、ロック・ストレート・お湯・ソーダ割で美味しくいただけます。
完熟した南高梅の果肉をブレンド。
フルーティーな味わいと、とろとろの質感が特長です。
飲み方は、ロック・水・お湯・ソーダ割がオススメ。
申年にとれた梅は申梅と呼ばれ、縁起がよいとされています。
梅本来の味ととろみが交差する、まろやかな口当たりです。
飲み方は、ロック・ストレートがオススメです。
「さらさら」さわやかな梅酒
さらっとしたのどごしの梅酒を集めました。
味の濃いおつまみやお料理と一緒にお飲みいただくと、お食事がよりいっそうお楽しみいただけます。
赤シソの鮮やかな色みが美しい梅酒で、グラスに注いだときの美しさは格別です。
少しの酸味を感じつつ、さらさらとした飲み口。
飲み方は、水・お湯・ソーダ割がオススメです。
緑茶エキスをブレンド。
梅の抗酸化作用と緑茶カテキンの抗酸化、殺菌作用で体を守る効果が期待できます。
飲み方は、ストレート・水・お湯・ソーダ割がオススメです。
南紀白浜のバラの花を使用したフレッシュな香りに癒される方も多いことでしょう。
微発砲タイプは食前酒としても活躍しそうですね。
飲み方は、ストレートがオススメです。
梅酒に合う五代庵のお惣菜
梅酒をいただくときに、ちょっとしたつまみがほしい。
そんなときにオススメな、取り寄せておくと重宝する五代庵のお惣菜を紹介します。
梅にんにく
におわず、食べやすいにんにくと五代庵自慢の梅肉を和えたお惣菜です。
さわやかな酸味は食欲を増し、箸がとまらないおいしさ。
梅を使った一品は、「つまみ」として梅酒とマッチします。
あっさり梅ごぼう
国産の若採りの里ごぼうを使っています。
若採りは土臭さが少なく、とてもやわらかいのが特長です。
梅肉とかつお節で和えた一品は「つまみ」に限らずおかずとしてもオススメです。
はちみつ梅酢きゅうり漬け
九州産きゅうりを使い、パリパリ食感が後をひきます。
梅干し作りで、梅を塩漬けする過程で出てくる「梅酢」を使い、まろやかな酸味に甘みを加えた味付けです。
梅酒に合う「本格的なつまみ」3種
梅酒と相性のよい、食べ応えのあるつまみをご紹介します。
ご飯との相性もよく、おかずとしてもおすすめです。
梅とろろの和風グラタン
ねり梅・長いも・白菜・ベーコン・しめじ・アボカド・チーズ・塩コショウ・醤油・サラダ油
五代梅びしおと長いものハーモニーが楽しめるグラタン。
ホワイトソースのように見えるのは、長いもです。
すり鉢で粘りが出るまですられた長いもは、コクがありながらさっぱりとしています。
通常のバターたっぷりなホワイトソースは使わずにヘルシーな仕上がり、梅びしおの酸味が相まってさらりといただけるグラタンです。
梅味イカフェ風
イカ刺身・コチュジャン・ねり梅・梅胡麻・白髪ネギ
体を温め、冷え性の改善が期待できる一品です。
辛み成分は抹消血管まで血流をよくするといわれています。
甘い梅酒に辛めのイカフェ風を合わせて、甘味と辛味のコントラストを楽しんでください。
鶏むね肉と野菜の梅酢炒め
鶏むね肉・ズッキーニ・アスパラ・エリンギ・ミニトマト・パプリカ・玉ねぎ・カシューナッツ・にんにく・しょうが・黒コショウ・調味料(塩・ごま油・片栗粉・白梅酢・みりん)
下味をしっかり付けた鶏むね肉と彩り豊かな野菜。
白梅酢にみりんの甘味を合わせた、さっぱりしつつまろやかな味わいです。
赤・黄・緑の野菜が鮮やかで目を引きます。
梅の調味料を使った「簡単つまみ」
梅の調味料はその名の通り梅から作られています。
同じ梅を原材料にしている「梅酒」と、梅の調味料で作った「つまみ」をお供に。
そんなしっとりとした寛ぎの時間もあっていいものです。
ここでは、ひと工程加えるだけで完成する、簡単な「つまみ」を紹介します。
「五代ねり梅」で作る1ステップつまみ
五代梅の味わいをそのままにペースト状にし、甘味料やみりんなどで味を調えた調味料です。
市販のザーサイを五代ねり梅で和えて完成。
ザーサイの辛味と梅びしおの酸味、そしてほんのり甘味が梅酒とよく合う、食べ過ぎ注意の「つまみ」です。
「梅バター」で作る1ステップつまみ
紀州産南高梅のぺーストをベースにしたバターです。
さわやかな梅の風味とバターのコクで、食材をおいしく仕上げてくれます。
蒸す、またはゆでて角切りにした温かいじゃがいもに「梅バター」をのせていただきます。
梅バターがトロリと溶け出す頃が食べどき。じゃがバターならぬ「じゃが梅バター」です。
「梅塩」で作る1ステップつまみ
梅塩は、梅干しを作る過程で生じる白梅酢と塩をブレンドしたものです。
酸味がやわらかく、多くの食材と相性がよいのが特長です。
乱切りにしたきゅうりを、梅塩で揉むだけ。
程よい梅酢のアクセントがクセになり、ポリポリ食べられます。
好みの梅酒とつまみで楽しい時間を
高品質な紀州南高梅で作る梅酒はえぐみがなく、まろやかな味わいです。
また梅酒には、和えもの・揚げもの・焼きもの・乾きもの、どれもよく合います。
なかでも、同じ素材の梅を利用したつまみとの相性は格別。
その一部を紹介しましたので、ぜひ試してみてください。
好みの梅酒とつまみで、楽しい時を過ごせますように。