梅酒に使う焼酎は何がいい?味の違いや作り方を紹介

自家製梅酒作りの魅力のひとつは、使うアルコールを自分で選べることですよね。
そこで今回は、梅酒作りにおすすめしたい焼酎の種類や、その味の違いについての情報を詳しく解説します。

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目次

    梅酒を作るのに最適な焼酎

    梅酒を作るのに適している焼酎

    一般的な自家製梅酒作りに使われるアルコールは、梅の風味をシンプルに楽しめる無味無臭のホワイトリカーです。
    ただ、普段と違う梅酒作りに挑戦したい方や、アルコールの風味も楽しみたい方は、ホワイトリカー以外のアルコールで作るのもおすすめ。
    日本酒やブランデー、焼酎でも作れます。
    麦や芋、米などの材料で作られる焼酎は、種類によって風味や香り、口当たりなどに違いがあるため、梅酒作りにもその違いが反映され、独特の風味に仕上げることができます。
    焼酎が好きな人には、ぜひ焼酎を使った梅酒作りにも挑戦していただきたいです。

    基本的な梅酒の作り方

    基本的な梅酒の作り方

    簡単に作れる基本的な梅酒の作り方や、使う材料を紹介します。
    詳細は五代庵サイト内にある関連記事をご覧くださいね。

    材料

    • 青梅…1kg
    • 氷砂糖…500g
    • 果実酒用のホワイトリカー…1.8リットル(1升)
    • 蓋付きの保存瓶(容量4~5L程度)
    • 竹串または爪楊枝…5本程度
    • 清潔な布巾

    作り方

    1. 保存瓶を消毒する
    2. 青梅を水洗いしてアクを抜く
    3. 青梅の水気を拭き取りヘタを取る
    4. 瓶に青梅と氷砂糖を交互に入れる
    5. 瓶にアルコール(ホワイトリカーなど)を注ぐ

     

    関連記事:梅レシピ|梅酒・梅シロップの作り方

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    梅酒を本格焼酎で作る

    梅酒を本格焼酎で作った際の味の違いや特徴

    本格焼酎とは、指定の原料(穀類や芋類、黒糖など)と麹と水だけで作られる焼酎を指し、麦焼酎や米焼酎、芋焼酎などの種類があります。
    それぞれの焼酎で作った場合の味の違いや、特徴について解説します。

    麦焼酎で作る梅酒

    麦焼酎は大麦を主な原料として作られる焼酎で、香ばしくキレのある麦の香りが楽しめ、軽やかさとまろやかな甘みが特徴。
    麦焼酎で作る梅酒は、使う麦焼酎そのものの良さを残したキレのある味わいに仕上がります。

    焼酎で作る梅酒

    米焼酎は米を主な原料として作られる焼酎で、米の香りと甘みが楽しめる商品、すっきりとした商品など多種多様。
    米焼酎で作る梅酒は、米の香りが感じられつつも梅の風味を邪魔せず、すっきりとした味わいです。

    芋焼酎で作る梅酒

    芋焼酎はさつまいもを主な原料にして作られる焼酎で、素材そのものの香りや味わいが活きているのが特徴。
    芋焼酎で作る梅酒は、さつまいもの香りや深いコクを感じられる味わいです。

    黒糖焼酎で作る梅酒

    黒糖焼酎は、黒糖(サトウキビを加工したもの)を主な原料として作られる焼酎で、黒糖の甘みやコクが感じられつつも、爽やかな飲み口が特徴。
    黒糖焼酎で作る梅酒は、黒糖のまろやかさが感じられる味わいに仕上がります。

    泡盛で作る梅酒

    泡盛は米を主な原料として作られる沖縄が発祥の焼酎で、甘い味わいが特徴的で熟成させるほど甘みや香りなどが深まります。
    泡盛で作る梅酒は、甘すぎずさっぱりとした味わいです。

    梅酒を本格焼酎で作るときのポイント

    梅酒を本格焼酎で作る際に気をつけるポイント

    本格焼酎で梅酒を作る場合に気をつけたいポイントや、失敗しないコツについて解説します。

    酒税法で禁止されているアルコール度数について

    使う本格焼酎を選ぶ際に必ず確認しておきたいのが、アルコール度数です。
    ご自身で梅酒を作る場合、20度未満のアルコールでお酒を作るのは酒税法で禁じられています。
    梅酒作りで一般的に使われるホワイトリカーのアルコール度数は35度程度ですが、その他のアルコールは種類や商品によって度数が異なります。
    選んだ本格焼酎のアルコール度数が20度以上あるか、必ず確認しておきましょう。

    関連記事:日本酒で漬ける!自家製梅酒の作り方

    失敗しにくいアルコール度数の本格焼酎を使う

    本格焼酎で梅酒を手作りする場合、使う焼酎のアルコール度数は20〜25度でもOKですが、できれば30度以上あるものが好ましいでしょう。
    その理由は、アルコール度数が高い焼酎を使ったほうが梅エキスの抽出がされやすいため、より梅の風味が楽しめる梅酒に仕上げられること。
    そしてアルコール度数が高い焼酎で作るほうが保存性も高くなり、長く楽しめる梅酒に仕上がるためです。
    梅酒作り初心者の方や、一度にたくさん作ってゆっくりと楽しみたい方には、アルコール度数が30度以上ある本格焼酎をおすすめします。

    関連記事:自家製の梅酒の賞味期限はいつまで?梅酒の長期保存方法とともにご紹介!

    本格焼酎の梅酒は何年寝かせる?

    本格焼酎で漬けた梅酒は何年寝かせるのがいい?

    手作り梅酒が飲めるようになるのは、梅のエキスが抽出される3ヶ月程度が目安です。
    アルコールの匂いが残っている場合は、半年ほど経過した頃からが飲み頃といえます。

    また、梅酒は熟成するほど、まろやかさやコクが増していくのが魅力でもあります。
    特に本格焼酎で漬けた梅酒は、1年以上熟成させるのがおすすめ。
    本格焼酎で漬けた梅酒を熟成させると、焼酎の原料である麦や米の香りがよりマイルドになり、梅の風味となじんで飲みやすい仕上がりになりますよ。

    ただし傷んだ梅を使ったり、保存状態に問題があったりする場合、長期保存はおすすめできません。
    瓶の中に浮遊物や沈殿物が見られたり、酸っぱい臭いなどを感じたりする梅酒は、カビなどが発生しているおそれがあります。
    手作り梅酒を長く楽しむための基本ポイントは、傷んだ梅を使わないこと、しっかりと丁寧に殺菌消毒した道具を使い作ること、密封容器に入れて冷暗所で保存することなどです。
    そして作った後も梅酒の状態をこまめにチェックするようにして、品質の良い状態を保ちましょう。

    関連記事:漬け込んだ梅酒はいつから飲める?飲み頃と梅の実を取り出すタイミングは?

    本格焼酎で漬ける梅酒を楽しもう

    まとめ:法律に気をつけて本格焼酎で漬ける梅酒を楽しもう

    原料の風味や香りが楽しめて、お酒好きな方に人気のある本格焼酎。
    お気に入りの本格焼酎をいつものようにそのまま飲むもいいですが、たまには趣向を凝らして梅酒作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
    同じ漬け方でも使う本格焼酎によって仕上がりの違いがあるので、比べて楽しめるのも面白いですよ。
    アルコール度数には注意が必要ですが、ぜひ好みの本格焼酎で梅酒作りを楽しんでみてください。

    五代庵の梅酒は種類豊富

    五代庵ではさまざまな梅酒を取り扱っています

    紀州梅専門店 五代庵では、さまざまな果実を使用した梅酒やブランデー梅酒など、梅酒のラインナップが豊富です。
    市販の梅酒は徹底した品質管理の下で作られており、開封前であれば賞味期限の心配がありません。
    また十分に熟成されている商品なので、さらに熟成させることなく美味しくいただけます。
    五代庵のサイトにはこだわりの梅干し人気ランキングページや梅酒商品一覧もありますので、合わせてご覧くださいね。

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