梅酒の梅を活用する方法を専門店五代庵がご紹介
梅酒を作るときに漬けた梅は、作り終えた後どのように活用していますか?
長い期間、梅酒を漬けるのに使ったので、取り出したらもう使えないと思って捨ててしまったりしていませんか?
梅酒の梅は活用できることを紀州梅専門店五代庵がご紹介します。
目次
梅酒の梅は食べても大丈夫なの?
梅酒を作る際は、もちろん梅が必要ですね。
梅酒に漬けた梅は長いこと漬けっぱなしにしているので、取り出した後は食べられないと思って捨ててしまう方もいるのではないでしょうか。
梅酒作りで使った梅は、梅酒を作るときに下準備をしっかり行っていることと、きちんと保存することで、料理やデザート作りに使うことができます。
お酒が苦手な方やお子様でも、料理で使用する際に煮詰めたり、焼くことでアルコールは飛びますので安心してお召し上がりいただけます。
そのまま使用する際も、アルコール分を飛ばす必要があります。
今回の記事は、梅酒を漬けるために使った梅を捨てずに活用する方法を紹介します。
その前に梅酒・梅シロップの作り方をおさらい
梅酒を作るために使った梅の活用方法を紹介する前に、梅酒や梅シロップの作り方をおさらいしましょう。
梅酒や梅シロップを作るときに注意するポイントは、保存する瓶は必ず消毒することです。
消毒と梅の水気を拭き取るのが不完全だと、梅酒を漬けているときにカビが生えてしまうので要注意です。
詳しい梅酒の作り方は下記のページで紹介しているのでご覧ください。
梅酒から梅をきれいに取り出す方法
梅酒から梅をきれいに取り出すには、取り出すタイミングが重要です。
梅酒にたっぷり漬けた梅の実は、時間が経つにつれて実が崩れます。
実が崩れてしまうと梅酒が濁ってしまうことがあります。
梅をきれいに取り出すには、梅の実が崩れそうになったら、崩れる前に取り出しましょう。
期間は早ければ漬けてから3か月後、通常だと6か月後、長く漬けておきたい際は1年をメドに取り出すと良いでしょう。
梅酒を漬けるのに使った梅の取り出し方と、取り出した梅の再利用方法について、次の記事で詳しく紹介しているので、こちらもご覧ください。
関連記事:梅酒の梅を取り出す方法は?再利用するレシピもご紹介
梅酒の梅を再利用したおすすめレシピをご紹介
梅の実が崩れる前に取り出した梅は、捨ててしまうのはもったいないので、様々な形にアレンジして使いましょう。
梅酒の梅は、料理に加えたりアレンジすることで実を食べることが出来ます。
梅酒を漬けるのに使った梅は、さまざまな料理に活用できます。
梅酒の梅を再利用したおすすめレシピの情報は、インターネットでキーワードを、「梅酒の梅 再利用」等と入力して検索すると数多く表示されます。
そのなかでいくつかレシピを紹介するのでぜひお試しください。
おかず作りに最適な梅酒の梅活用法
梅酒を漬けるために使った梅は、おかずにさっぱりした味わいを添えるのにぴったりです。
梅の実を入れることで完成するレシピを2つ紹介します。
梅味噌
まず紹介するのは梅味噌です。
梅酒から取り出した梅をみじん切りにして、味噌とみりんとかつお節を、小鍋で食べやすい硬さになるまで温めればすぐ出来上がる、とても簡単なレシピです。
みりんや味噌の分量は、取り出した梅の味や好みにより調節しましょう。
出来上がった梅味噌は、梅干しと同じように、ごはんに乗せたり、おにぎりの具にしたり、豆腐に乗せてもおいしいです。
梅びしお
梅酒を漬けた梅を使って梅びしおを作るのもおすすめです。
梅を縦半分に切って種を取り除き包丁などで叩いて刻みます。
梅酒や塩を加えてしっかり練り込んだら出来上がりです。
梅酒を漬けた梅から梅びしおを作れますが、五代庵では梅びしおを販売しております。
梅びしおは梅商品の内でも人気の高い商品です。
五代庵の梅びしおを使ったレシピは次のページで紹介しているので、詳細をぜひご覧ください。
パンや料理に 梅酒の梅活用法
梅は酸味が強いので合わないと感じるかもしれませんが、ほんのりした酸味は、ジャムやバターのこってりした味わいを調整してくれるので、とても相性が良いです。
まずは梅を使ったジャムである、梅ジャムの作り方を簡単に紹介します。
梅ジャム
まずは、鍋の中に梅が水で隠れるくらい入れてから、中火にかけ、沸騰したら弱火で4~5分間ほど煮ます。
梅ジャムをつくるときは、梅の種は除きます。
実は柔らかければ、そのまま砂糖や梅酒などと一緒に鍋に戻して、中火にかけて煮ます。
梅ジャムを納める瓶も、煮沸消毒をしっかりしたものでないといけません。
熱いうちに、しっかり煮沸消毒した瓶に入れてふたを閉めて、逆さまにして空気を遮断します。
梅酒の梅を使った梅ジャムの作り方と、梅ジャムを使ったアレンジレシピは次のページで詳しく紹介しているのでご覧ください。
関連記事:梅ジャムレシピ|梅酒の梅を使って簡単でおいしいジャムを作ろう
梅バター
バターのコクと梅のサッパリ感が絶妙な梅バターは、梅干しの種を取って、しっかりたたいてペーストにしたあとバターを加えるだけでお手軽に作れます。
ふかしいもの添え物や、椎茸など、きのこなどの野菜と和えるとバターの風味と、梅のサッパリした味わいがマッチしてスッキリした味になります。
五代梅では、梅バターも取り扱いしており、販売しております。
五代梅を使った梅バターを使用したレシピは次のページで紹介しているので、参考にしてください。
甘ーいおやつ 梅酒の梅活用法
梅は甘味と相性が良いので、甘い味のおやつに使うのも良いでしょう。
梅を甘いおやつに活用できるレシピを紹介します。
甘露煮
梅酒で使った梅に火を通すと、少し硬い梅もぽってりと柔らかくなります。
柔らかくなった梅はお茶うけにも使えますが、少しアレンジを加えて甘露煮を作るのも良いでしょう。
甘露煮の作り方はとても簡単です。
梅を水に浸した状態で鍋を中火にかけて、沸いたら弱火にして10分ほど煮ます。
煮た後、さらに10分ほど経過したら鍋をやさしく混ぜながら砂糖を加えて、5分ほど煮ます。
その後は火を止めて冷ましたあと、消毒してきれいな瓶に映して冷蔵保管しましょう。
2週間ほど保管できます。
梅ゼリー
続いて甘いおやつとして梅ゼリーのレシピを紹介します。
梅ゼリーの作り方も簡単で、手軽に作れますよ。
梅酒を漬けた梅は取り出したら、ザルにあげて水をよく切っておきましょう。
鍋に梅、水、砂糖を入れて火にかけます。沸騰したら弱火にして3分ほど煮ます。
梅だけ取り出して、少しずつ冷えて鍋の水や砂糖が50度前後になったら、インスタントゼラチンを粉のまま入れてよく混ぜます。
粗熱が取れたら梅を入れて冷蔵庫で固まるまで冷やします。冷えて固まったら出来上がりです。
関連記事:大人向けスイーツ「梅酒ゼリー」を手軽に作って楽しむ
ご紹介したレシピの一部は五代庵で販売中!
これまで、梅酒を漬けるために使った梅を有効活用したレシピを紹介しました。
これまで紹介したレシピの一部は、五代庵でも販売しています。
五代庵では梅干しの販売のみならず、調味料も販売しています。
レシピで紹介した梅びしおや梅味噌、ほかには梅塩など、多数の調味料を取り揃えています。
梅の調味料については、次のページで商品を紹介しているので、ぜひご覧ください。
五代庵の梅酒は料理にも使えます
梅酒を手作りで作るのもおすすめですが、五代庵では梅酒も販売しています。
五代庵の梅酒は料理にも使える優れものです。
原酒梅酒
原材料には、紀州産南高梅の最高級の梅を用いており、完熟した梅のフルーティな香りが梅酒に漬け込まれています。
原酒の梅酒はフルーティな香りが引き立つので、冷製スープの仕上げに加えると大人の贅沢な味になります。
柚子梅酒
和歌山県で作られた柚子の果汁をブレンドした梅酒です。
柚子の香りが広がるので、料理をさっぱり味に仕上げたいときに隠し味として使うのもおすすめです。
おやつであれば、シフォンケーキに添えるのもおすすめです。
丙申年の梅酒
古くから申年に取れた梅は縁起が良いとされています。
恵方の位置にある農園で、数度の神事を経て、収穫された紀州南高梅を漬け込んだ梅酒です。
縁起の良い梅酒なので、特別な日の料理に添えるのも良いでしょう。
五代庵ではたくさんの梅酒を取り扱っています。
梅酒全商品一覧は下記ページをご覧ください用途別や、ランキング別、飲み口などさまざまな切り口で梅酒を紹介しているので、きっと自分の好みの梅酒が見つかりますよ。
梅酒の梅を上手に活用しよう
梅酒の梅を活用する方法を解説しましたが、参考になりましたでしょうか。
梅酒の梅は、さまざまな料理に使えるので、上手に活用したいですね。
今まで梅酒を作るために長い間漬けていたので、食べられると思わなかった方も多いのではないでしょうか。
料理にも使えて、味付けも塩気のあるものから、甘みのあるものまで幅広く料理に活用できるので、いろいろ試してください。
紀州梅専門店五代庵では、料理に合う梅酒をはじめとして、紀州の南高梅を使用した梅以外にも、梅酒や調味料などさまざまな商品を幅広く販売しています。
これから梅酒を作ったり、紹介したレシピの料理を作ってみたいときは、五代庵で販売している梅酒や梅、調味料を購入して味の参考にしてくださいね。